今回は、沖縄恩納村にある4つ星ホテル「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」の
クラブラウンジ【イブニングカクテル編】のレビューをしていきます。
これからクラブラウンジ付きプランで宿泊を検討している方の参考になればうれしいです。
クラブラウンジレビュー【朝食編】【アフタヌーンティー編】についてはこちらをご覧ください。
-
インターコンチ万座クラブラウンジのアフタヌーンティーはかなり本格的!ホテルステイを楽しみたい夫婦に〇
続きを見る
筆者について
私たち夫婦はクラブラウンジがある高級ホテルに年間20回以上宿泊しています!
過去に泊まったホテルの中から、特に夫婦でゆっくりとホテル滞在を満喫できる高級ホテルのクラブラウンジを中心にご紹介しています。
イブニングカクテルって?
「イブニングカクテル」とは、一言でいえば「夕食前の軽いお食事」です。
基本的には、一口で食べられるようなフィンガーフード中心のおつまみが提供されます。
メインディッシュが出てくるディナーとは異なりますのでご注意を!
インターコンチネンタル万座のイブニングカクテルの内容
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートのクラブラウンジ「Club Intercontinental」では、17:30~19:30でイブニングカクテルの提供があります。
イブニングカクテルの時間のみ、カクテルの提供があるので、クラブラウンジを利用できるのは13歳以上のみとなります。
12歳以下の子ども連れの場合には、ホテル本館1階のレストラン「オーシャンカフェ」にてフードのみ提供されます。
そのためイブニングカクテルの時間帯は、ファミリー層は少なく、他の時間に比べると比較的空いている印象でした。
イブニングカクテルのドリンクメニューは?
まず席に着くと、ホテルスタッフの方がドリンクを聞いてくれます。
イブニングカクテルの時間(17:30~19:30)限定のドリンクメニューはこちらです。
これらのドリンクメニューは全て飲み放題です。
イブニングカクテルのドリンクのメニューは、このとおりカクテルが豊富にラインナップされています。
中でも、恩納村カクテルコンペティションで優勝したと書いてある、「コーラルブルー」というカクテルが気になって、頼んでみました。名前の通りコーラルブルーの色をしていました…!
味も見た目通り、とってもトロピカルでした!
万座泡盛3年、パイナップル、パッションフルーツ、ブルーキュラソーで作られているそうです。
泡盛が入っていますが、甘さもあるのでとても飲みやすいカクテルでした。
嬉しいポイント
過去に泊まったインターコンチネンタルホテルでは、このようなご当地のドリンクをイブニングカクテルで用意しているところはあまりなかったので、
沖縄ならではのドリンクを味わえるのは嬉しいですね!
カクテルの種類もかなり豊富ですし、ノンアルコールカクテルも飲み放題メニューに含まれているのも珍しいと思います。
またソフトドリンクは、オールデイドリンクのメニューから選ぶことができます。
クラブラウンジ営業時間中はいつでも注文できます。
イブニングカクテルの料理は?
席に着くと、すぐに料理も運ばれてきます。
イブニングカクテルの料理は、このように小皿にのったフィンガーフードを、このようにまとめて持ってきてくれます。
料理の内容は、温製フィンガーフード4品(手前側・1人前)+冷製フィンガーフード7品(奥側・2人前)です。
チェックポイント
普段のクラブラウンジのイブニングカクテルは、個々盛りのフィンガーフードがクラブラウンジ内のブッフェ台に並べられており、自分で持ってくるセルフサービスになります。
現在はコロナウイルスの感染防止の観点から、上のように小皿に盛り付けられたお料理を、個別にサーブしてくれるスタイルに変わっています。
コロナが収束するまでのしばらくの間は、このスタイルが継続されるとのことなので、これから行かれる方は参考にしてくださいね!
まずは手前側の、温製フィンガーフードから紹介します。
左から、真鯛のソテー、チキングリル、一口餃子、鶏のから揚げの4品(1人前)
嬉しいポイント
温かい料理は、小皿と下の黒いプレートまでしっかり温かかったです。
これまでに私たちが行った国内のインターコンチネンタルホテルグループ(IHG)のクラブラウンジのイブニングカクテルに、温かい料理が提供されているホテルは記憶にありませんでした。
ほとんどのホテルはチーズやハムなどの冷製の料理が中心のイメージだったので、冷製の料理だけでなく温かい料理も食べられるのは嬉しいポイントですね。
続いて冷製フィンガフードは、
左から、
4種のチーズ盛り合わせ、鉄火巻き、なめこ・ほうれん草・いくらの和え物、あんかけ豆腐、鶏肉のパテ、ローストビーフ、バーニャカウダの6品(2人前)
嬉しいポイント
冷製のフィンガーフードでは、チーズやバーニャカウダの簡単なメニューだけでなく、鶏肉のパテやローストビーフなどの手の込んだニューがあるのが印象的でした!
他のインターコンチネンタルホテルではお寿司などの炭水化物は見たことがなかったので、お腹にたまるものが食べられるのも嬉しいポイントです。
全体的に一口サイズのフィンガーフードといっても、1品あたり2人で1口ずつシェア出来るくらいの量が入っています。
おつまみとして考えれば、十分な品数と量だと感じました。
しかし夕食をしっかり取りたい人には物足りないと思うので、レストランで食事をされることをおススメします。
クラブラウンジの大きな窓からは、天気がいい日には18時くらいに夕日を見ることができるので、17:30頃に来て窓際の席をとるのがおすすめですよ!
イブニングカクテルの料理内容は日替わりメニュー?
イブニングカクテルの料理は日替わりで数品メニューが変わります。
別の日のイブニングカクテルのメニューはこちら。
冷製フィンガーフード
左から、ローストビーフ・バーニャカウダ・鶏肉のパテ・お稲荷・オクラの和え物・あんかけ豆腐
温製フィンガーフード
左から、牛ロース・タラのグリル・ラタトゥイユ・ジャーマンポテト
ちなみに上のドリンクはジンなんですが、ゴーヤが添えられています!
沖縄らしくていいですね。
残念ポイント 最初の写真と比べてみると分かりますが、イブニングカクテルの料理については一応日替わりではあるものの同じようなメニューがほとんどです。 私たちは4回イブニングカクテルを利用しましたが、チーズとバーニャカウダは毎日提供されました。 連泊中食事を楽しみたいという人や、子ども連れの場合には、正直飽きてしまうメニューだと思います。
連泊中の何日かはホテル館内のレストランで夕食をとったり、ホテル周辺には居酒屋やレストランもあるので、併せて検討することをオススメします。
イブニングカクテルの料理はおかわり可能?
イブニングカクテルのお料理については、ホテルスタッフの方が料理を運んでくれるので、当初おかわりは出来ない雰囲気でしたが、
1日だけホテルスタッフの方に「ラストオーダーになりますが、追加のお料理いかがですか?」と聞かれました。
なのでイブニングカクテルでは一応、追加のお料理は頼むことができます!
残念ポイント
ただ正直、周りのお客さんで追加の料理を頼んでいる方はほとんどいなかったので、自分から追加の料理を頼むのは少し勇気がいる雰囲気でした。
毎回ホテルスタッフの方から聞いてもらえると有難いですが、聞かれたのは4回のうち1回だけでした。
もともと、料理はブッフェスタイルでの提供ということを考えると、追加の料理オーダーは大丈夫だと思いますが、
念のため「料理の追加オーダーは可能ですか?」と聞いてみるといいかと思います。
イブニングカクテルの嬉しいポイント&残念ポイントまとめ
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートのクラブラウンジのイブニングカクテルについてまとめます。
嬉しいポイント
他の国内インターコンチネンタルホテルに比べると、料理もドリンクの種類もかなり充実している印象でした!
料理内容はおつまみ系が中心で、沖縄特有のカクテルを含め、豊富なドリンクメニューを飲み放題で楽しむことができます。
子どもがいるファミリー層よりは、私たち夫婦のように夫婦でおつまみとドリンクをゆっくり楽しみたいという人にぴったりのサービス内容だと思います。
残念ポイント
ただイブニングカクテルのお料理は、あくまでも「夕食前の軽いお食事」の位置づけです。
食事量に関しては「ディナー」を期待している人や、しっかりと夕食を食べたい人には、少し物足りなく感じると思います。
またメニューは毎日似た内容なので、連泊の場合は飽きてしまう可能性が高いです。
館内レストランでの混雑を避けてゆっくり夜の時間を楽しみたい夫婦には、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートのクラブラウンジはぴったりだと思います。
クラブラウンジ付きのプランで予約する際の参考になればうれしいです。
【ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートの場所】